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鉄道関連とその沿線、中部国際空港駅発列車等を取り上げています。
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フラップ式行先案内表示器をめぐっては、昨年(2019年)、鉄道ジャーナル9月号の
連載「されど鉄道文字PLUS」に、経緯等が詳細に紹介されました。そしてウオッチを
続けた近鉄四日市駅の機械が、同年12月頃にはLCDの後継機に変更されていたとのことです。

 以後の東海地区で我々が見られるものは、名鉄資料館かリニア・鉄道館のものだけと
なりました。ところが2020年9月末、名鉄資料館が閉鎖となることが公表されました。
 そして、12月25日閉館ということになっていますが、予約制で、なおかつ既にそれが
埋まっているとのこと。

 以前からここにあると言ってはきましたが、もはや閉館まで指をくわえて眺めるしかない
かもしれない状況となってしまいました。そこで、今回は、同館が所蔵する名鉄(もしくは合併前の会社)で使用されていた行先案内の写真を提示します。

 行先案内機器3機
1.フラップ式


2.フラップ式よりも前の「アンドン式」


3.不明(かなり古いものか?)


 同館の展示資料の様子については、youtubeにも2020年10月の動画があるようです。
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「みえ」号が今年で設定から30年を迎えますが、今年はほとんど客の姿のないままの
列車があり、見ていて少々辛いものがありました。
 感染防止に注意しつつ、今後盛り上がっていってもらいたいと思います。

 今までのもやもやを払うべくドンどやってみよう、ということで今回、キロハ84形の
グリーン室を見てきました。
 さすがに普通車よりも椅子が大きいですね。
 



10月31日の営業をもって「南紀」ではグリーン車の営業が終わりますが、その後の
キロハ84はどうなるのでしょうか。

 85系が80両程度しかないので、F1や熊野市花火大会、観光シーズンなどに備えて
残すのではないかと私は思います。

 さしあたって12・1月について、何かヒントはないかと「冬こそ飛騨路」プランを見てみました。名古屋地区出発の場合、
「12月1月の月~木乗車の片道に限り、
 ひだ号普通車指定席の旅行代金でひだ号グリーン車利用OK」。

 冬こそ飛騨路プランは、普段はひだ号の普通車指定席を利用することになっていますが、
上の日に乗車する片道ならばグリーン車で良いということになっています。これによって
グリーン車利用の人たちを確保できれば、ツアー用車両としてキロハ84にも出番があることに
なります。



下り普通
9月に「下原ダム」で撮影しました。

 列車にフォーカスするのか、背景の山林をどこまでバックに入れるか、意外に悩みどころが
多い撮影場所でした。

当ブログにおいては高山・太多線方面について多く扱ってきました。
 ただ、「ひだ」「南紀」両特急とも現在は1号車が自由席で、「ひだ」の下りの最初の停車駅岐阜は営業キロ30.3km、「南紀」は営業キロ23.8kmの桑名です。
 この両者、一駅だけですが愛知県と岐阜県、三重県の県境があるため、今年のコロナ禍では
両方向とも不要不急では利用自粛ということになった点では同じですが、違うところがあるな、ということで「南紀」に乗ったことがあります。

 ですがその「南紀」号が、この11月よりグリーン車がなくなり、モノクラスの2両~6両で
運転するとのことです。同プレスリリースによると、1号車はもとより2号車もキハ85となり、
3~4両編成の場合は両先頭車の間に中間車のキハ84を挿入せず、2号車のキハ85の先に別車両を連結することになるようです。

 そうするとキロハ84が編成から外れて余剰になる一方、繁忙期には今まで以上にキハ85が
多量に必要になるでしょう。ということはキロハ84は一部が廃車になるのか、だとしたら
どの車両か、繁忙期、「ひだ」と両方で増結が必要になった場合、普通車は足りるのか、
足りないとしたらどうするのか、など様々な疑問がわいてきます。キロハ84が必要になる可能性もあるので、「連結する日があります」くらいの書き方で良いのにという気もしました。

 ところが、11月1日以降も、何と一部にはキロハ84が増結されるという話が。それならば
キロハ84の使途が見えてきて一件落着、と思われました。
 が、10月4日現在では11月1~4日分しか分かりませんが、このキロハ84連結列車は11月1日の「南紀」の2・4・5・8号で、2~4日の列車には見られないようです。
 この2・4・5・8号では、グリーン車室はあるが「満席」扱いとされ、2号車は9番から14番のみの6列となっています。10月31日に名古屋を出発する列車のうち、新宮方で滞泊となる3号と7号にもグリーン車があるので、翌日は編成をそのまま使用しつつグリーン車営業だけやめた形になると思われます。

 現状では分からないことがまだまだあります。