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鉄道関連とその沿線、中部国際空港駅発列車等を取り上げています。
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昨年、当ブログをご覧いただき、また各所で皆様に様々な気遣い等々いただくなどした
皆様、ありがとうございました

 今年もよろしくお願いいたします



 ひたちなか海浜鉄道 キハ11形勝田行 後部車



 名古屋鉄道 扶桑駅行先案内と3300系3311編成(2017年落成車)
(一部プライバシー保護のため加工しました)
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 2017年も間もなく終わります。
 今年も腰が重いままで来てしまいました。
  
 ところで、6月に公表されたJR東海の85系後継特急車がハイブリッド車になるとされましたが、
その後のJR東日本と北海道の普通列車用新型車は電気式となり、また就役した四季島、
トワイライト瑞風も電気式のようで、液体式から一気に変化しています。

 今年の鉄道ジャーナル6月号のテーマ「気動車の現状」は、今思えば本当に気動車関係に
転機が来ているということだったのかと思います。ACCUMが勢力を拡大し、BEC819系の
本格稼働や東日本の男鹿線で九州車に似たEV-E801の営業開始がありました。
 
 あまりに急速で唖然としますが、自動車業界では今年ヨーロッパや中国が電気自動車
一本化を打ち出し、ガソリン使用車が脇に追いやられる勢いのようです。

 ここまで流れが速いと、液体式としてはキハ25が最後くらい、あるいは途中で電気式に
改造ということにもなるかもしれません。

 ただJR四国の2600系、八戸線のキハE130は液体式だそうです。


 今年東海圏では「ささしまグローバルゲート」が大いに騒がれました。

 超高層ホテルがありながら、ショッピング中心のビル内では3~5階から屋外庭園が
存在する不思議なつくりであることと、某コンビニチェーンの新業態店舗が目立つ印象でした。

 ライブやらウェルカムバスやらであおなみ線駅の「ささしまライブ」に注目があたりますが、
一つ不思議なのが、「笹島」の地名は他にもあったではないかということ。
 名鉄駅のビル内の銀行の支店名からして「笹島」、同ビルとレジャックとの間にある
交差点名も「笹島」です。これらは笹島町ではないのでしょうか。
 また、ささしまライブ地区はそこから450mくらい離れています。しかも途中に「下広井町」
などという別の地名すらあります。

 「正式な笹島」はどちらか?というと、何とそのどちらでもありません。


 ささしまライブに存在するテレビ局の住所は「中村区平池町」、
 交差点が存在するところの住所は「名駅南」です。

 以上により現在、住所名としての「笹島」は無い、と結論づけたいところですが、
地図によると凄い箇所が。
 
 それが これ。
 これが「笹島町1丁目」だそうです。
 
  これは、かつて笹島町の町域がもっと広範囲だったものが、先の支店等が
存在する地域で次々に改称され、ここだけ取り残された結果、現在のような
ものとなりました。
  
 地図でご確認願えればと思いますが、現状では、関係者でなければ入ることも
できないような狭い範囲なのです。




 


JR東海が、平成30年3月17日のダイヤ改正で「エル特急」表記の廃止を発表したとのことです。


 この改正では、「ひだ」の15号が現行より1時間繰り下げ、17・19号が約JR30分程度の
繰り下げとなりますが、それとともに「しなの」「ひだ」「しらさぎ」がL特急から
特急に変更される模様です。

 「しらさぎ」については、JR西日本内では旧L特急のほとんどが特急となりましたが、
同名称の列車だけは時刻表の表記で残されたため、自社線内のみの米原~金沢を走る列車も
時刻表ではL特急となっていましたね。

  ダイヤ改正のプレスリリースには掲載されていませんが、JR他社では「特急」に一本化
されていく流れがあることと、一部大新聞で報じられているので、東海でもあり得ると
思います。
 
  とはいえ、JR東海にはこれに尽力された先輩がおられるだけに、
特急への一本化はかなりの決断ではなかったかと思います。


 国鉄時代のL特急は、絵入りマークの場合は隅に「L」
381系の方向幕では列車名の左隣りに付されていました。

 文字のみのマークでは大半が入れられていません。

 ちなみに国鉄時代のL特急は、ほとんどが電車によって
設定され、気動車は日豊線の末端が電化されていない頃に
80系が「にちりん」、伯備線が非電化だった頃に181系が
「やくも」に使われた程度で少なめとなっていました。
 1986年のダイヤ改正では、予讃線で特急「しおかぜ」が<S>登場し</s>急行「いよ」「うわじま」からの格上げを
加えて増発されてL特急となり、同線のページは
「L」「しおかぜ」がずらりと並ぶ壮観なものとなりました。






 
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 2010年 高山駅の発車標

 高山本線の「ひだ」は、
国鉄時代「L特急」とは
なっていません。
 1972年にL特急の設定された
際には、候補にも挙げられていません。
 JRで実現した
ことで本数増と利便性向上の
イメージがありました。






  85系、383系のヘッドマークと側面方向幕には「L」は入っていません。



 高山本線の「ひだ」号は、駅の放送では「特急」と紹介されることが多く、L特急の文字が見られるのは、冊子の時刻表と主要駅の行先案内程度となっています。

 

 写真は9日のジャズワイントレインです。

 この列車にはテレビの取材クルーが乗っていて、その模様が12日に紹介されました。

 この番組によると1日の乗客は1100人程度と紹介され、普段の列車は何度乗っても
賑わうのは春の西春勝川ハイキングしか見たことがないので、イベント列車を実施しても
焼け石に水なのではないかと思うこともあります。
 しかしそのイベント列車に常連の方がいて、新聞やテレビが取り上げるほどのものに
なってきて、その作戦が実り始めてきたのかと思います。

 東海交通事業会社全体としては駅業務受託と 駐車場収入などが主で、ここからの
売上は全体の3%だそうです。

 今後もいい方向に向かってもらいたいと思います。