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鉄道関連とその沿線、中部国際空港駅発列車等を取り上げています。
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 ここ数日、東海地方はぐっと冷え込んできたので、岐阜~美濃太田間や太多線の紅葉もそろそろかと思い、坂祝町へ行ってきました。


 以前どこかで坂祝町のこの近辺が撮影に向いているという話を読んだ覚えがあります。確かに人家などが列車で隠れる位置にあり、列車周りの空間を樹木の色が占めるので、それなりの美しさを楽しめます。

 坂祝というと、保育社から出版された「JR東海」の車両写真にも、鵜沼~坂祝間で撮られた物が用いられています。
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本日は、古井駅をスタートとしたさわやかウォーキングが開催されました。 
 シーズンとあって盛況でしたが、美濃太田~下呂間の普通列車が2時間近く空く時間帯のため臨時列車が頻繁に運転されました。気動車趣味の掲示板等ではこの臨時に充当された車両の話題も盛んになっていました。
 個人的には美濃太田~古井の1駅間のみ運転された9621Dの充当車両を注目していました。
これはキハ11が運用されているエリア内であったためですが、キハ40 6307+キハ40 6309+キハ48 5513+キハ47 6003が充当されました。
 
 
 一方で、キハ11では、多治見8時22分発の3611Dが、岐阜寄りから105+104+20X+20Xの4両となりました。両数は前回調査した時と同様です。
  同列車は美濃太田駅で多治見寄りの200番台2両を切り離し、高山本線の岐阜行き3710Dとなりました。この200番台2両というのがこれまでほとんど見る機会のなかった編成です。
 
  太田駅に残された多治見寄り2両は、少し移動して3618Cとなる日が多く、恐らく17日も同様だったと推測します。
200番台についてはご存知の方も多いとは思いますが、同車はJR東海ではなく、子会社の所有車です。

3625C~3726C 117+123 乗客は那加まで30人程度、長森~岐阜60人程度
4719D キハ11の2連(通常 キハ48ワンマン未改造車)

先日の方向幕の件に多少反響があったので、追加します。

 多治見駅で飛騨地方の駅名を望めるのは、列車番号の末尾がCで、高山本線岐阜駅始発で多治見で折り返し、岐阜に戻る列車ではないかと思います。
 列車番号の()内は土曜休日ダイヤにおける列車番号です。
  618C(土休日なし) 9:31到着 619C(土休日なし) 9:55発(平日のみ)
  626C(3624C)  11:51到着  627C(3625C)   12:05発(土曜休日は3625C,12:06発)
 
  628C(3626C)  12:34到着 629C(3627C)    12:55発
  630C(3628C)  13:21到着 631C(3629C) 13:45発
  632C(3630C)  13:55到着 633C(3631C) 14:22発(土曜休日は14:25発)
  666C(3664C)       20:57到着   667C(3665C)  21:07発

 高山本線の岐阜から出発する列車は、「美濃太田経由」を掲出することが多く、これと「岐阜」との間に飛騨地方の駅の名が挟まっています。多治見から岐阜行きに折り返す編成でも、美濃太田発の616Cや620C~624Cは「多治見」幕を掲出することが多いようです。

 ただ、多治見到着時にはすでに変更されていたとか、あるいは経由の入らない「多治見」幕だったという可能性もあります。

 
 多治見の逆の

岐阜駅でも、岐阜→多治見 美濃太田経由 の幕転換の場面に遭遇しうる

と思われます。

  多治見を有力としてお勧めしたのは、同方向の運転台に方向幕操作盤が見当たらない(つまり、方向幕の操作が多治見駅到着後になる)と推測しました。

 これに対し岐阜駅については、幕の対照表等が岐阜方運転台にある(おそらく操作盤)ので、列車番号の末尾がCの列車も、運転士が走行中に方向幕を転換することもあり得ると思っていました。

 ところが、その多治見駅で先日、先頭と末尾で表示が異なる場面に遭遇しました。

 推測するに、キハ11は、「編成での方向幕の総括制御を行えない」仕様となっている可能性があります。ですから、乗務員が1人の場合、2両組成なら、走行中に幕を操作しきれない車両が残ることになります。

 ということは、末尾がCの列車で運がよければ、岐阜駅での方向幕転換に立ち会う機会があることになります。

 岐阜駅でも、末尾がCの列車に乗車すると、乗務員が無関係なはずの先頭車の岐阜方運転台へ必ず立ち寄るのが不思議だったのですが、車両ごとにそこの操作盤を操作しているとすれば、合点がいきます。

 ちなみに高山本線の普通列車は、岐阜駅10:36到着3714C~10:45発3719C多治見行以降、上りの到着列車が直後の下り列車に折り返すことになっています。

 11系列はもとより、上り列車で40系列に乗車を望む場合、岐阜発高山・飛騨古川・猪谷行き列車の発車直前に岐阜に到着する上り普通列車を探せば乗車できることになります。

 ちなみに4719Dの直前に岐阜に到着する3724Dも普段はキハ48系ですが、この日は那加駅で見た4719Dがキハ11だったので、恐らくキハ11だったと想像されます。同列車の写真は撮っていません。

 キハ11の方向幕はこのページ、岐阜駅のキハ11の時刻表は、「2013年3月改正 高山本線 岐阜駅 時刻表  」のカテゴリでご覧ください。

 19日多治見 27日岐阜

以前の方向幕の回で、多治見駅で幕の回転を見てみたい、と記述しました。

 19日のキハ11の記事で、多治見駅での幕回しに触れましたが、その夜の「事件」も記述します。
 キハ11の美濃太田始発列車が、同駅に到着する際、幕が「多治見 美濃太田経由」となっていた。
 
 果たして、幕回しが始まった。
 「下麻生」、「猪谷」、「飛騨古川」、「高山」・・・・で止まった。
 
 いつになく鼻息が荒くなり、記念に写真に収めておきました。

 もちろん、幕はその後、正規のものに直されました。

 関係の皆様か神様か仏様、ありがとうございました。

方向幕は好きな人がいるものの、キハ11の物についてはネットであまり見受けません。
 リストを記します。

 50コマありますが、1から25と26から50がほぼ同内容で、26以降は下記に+25した番号です。
「上期」と「下期」に分かれているようです。

 
 
1から25
1.回送 2.試運転 3.臨時 4.団体 5.快速 多治見 6.快速 美濃太田 7.快速 岐阜
8.鵜沼 9.岐阜ー多治見(美濃太田経由) 10.回送 11.岐阜 12.美濃太田 13.多治見
14.可児 15.多治見ー美濃太田 16.多治見ー美濃太田 17.岐阜ー美濃太田 18.白川口
19.飛騨金山 20.下呂 21.高山 22.飛騨古川 23.猪谷 24.下麻生 25.多治見(美濃太田経由)

このうち普段よく見るのは、岐阜行きが美濃太田・多治見・白川口発とも「岐阜」なので恐らく13(または38)です。美濃太田行きは岐阜始発の場合、「美濃太田」を見る機会が多いので、恐らく12(または37)を用いているのでしょう。
 
 多治見発の太多線折り返し列車の場合は、15・16(または40・41)の「両矢式」を頻繁に見ます。
 そして多治見行きの場合、「多治見」を見かける機会は午前の太多線622C,624Cなどです。岐阜発の列車では25(または50)の「美濃太田経由」入りです。太多線内のピストン運転の際は15・16・40・41を見ます。
 すなわち、「美濃太田経由」なり「ハイフン美濃太田」の入らない「多治見」幕は、使用される機会が大変限られることになるようです。
 午前中の美濃太田8時39分発~10時36分発の多治見行き程度しかないと見ます。

 5~7に「快速」があります。
 「快速」の定期列車は1997年まで、高山本線で長森と蘇原を通過として深夜に運行されていました。
21時台の下りは岐阜発21時50分の美濃太田方面行きで、現在の1735C(高山行最終)と同様の時間帯でした。しかしながら、ここ数年、通過だった両駅も下車客が多いため、当分この区間では快速の復活は考えられそうにないでしょう。

 ところで、岐阜~多治見間は名古屋駅経由と美濃太田駅経由の2経路があります。
 岐阜発は名古屋経由多治見行きが存在しません。一方で美濃太田経由には「美濃太田経由」の文字が入っています。
 岐阜駅では高山本線普通列車はほとんど3番線を使用しますが、このホームを東海道本線名古屋方面の列車も使用することがあります。
 多治見発は、実は平日の朝に中央本線名古屋経由の岐阜行きが存在します。しかし、美濃太田経由の列車の方向幕には「美濃太田経由」と入れていません。
 但し、多治見駅ではほとんど5番線発着で、このホームが事実上、太多線専用となっているようです。
 
 

 ここで一つ気になることが。岐阜始発の多治見行きに幕の25番を用いるならば、多治見で折り返し岐阜行きになるためには11または36まで幕を回すことになります。するとその間にはレアな駅名が多数登場するはず。

 いつか、岐阜発の列車の幕回しを多治見駅でじっくり見たい!