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鉄道関連とその沿線、中部国際空港駅発列車等を取り上げています。
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キハ25の関係記事へアクセスなさる方が最近いらっしゃいます。
 ありがとうございます。
 内容をどうするか考えたのですが、とりあえず写真を撮影してきました。
  
 10日の4721C各務ヶ原~鵜沼(大安寺川西側)
 写真は、奥の側が高山方面です。
 キハ47・48では手前の岐阜方向の貫通扉に幌がついていたのですが、この段階ではキハ25の岐阜寄りには見当たりません。また翌日乗車した際には、トイレのある車両もこれまでと逆になっていることに気づきました。要はトイレのある1000番台が多治見・富山方向の先頭車だった、ということだけですが。
 
  11日/3636Dの行先表示(窓部をトリミングによりカット)
 シャッター速度は1/160に設定しましたが、それでもこのような形に写りますので、もっと遅めにする必要がありそうです。
 それにしても、高山線・太多線内の駅名を車内のLED表示で見ると感慨がわきます。

 ところで、昔の鉄道雑誌の整理を迫られているのですが、その中の96年の雑誌の記事に「特急を運転する」というものがあります。キハ85系の「南紀」の追跡記事で、同記事によると、同系列では既にブレーキが電気指令式に、そして変速段~直結の切り替え等もマイコン制御になっているそうです。それがさらに進歩したのがキハ25のワンハンドルタイプです。
 電車との共通部品も使用しているとのことですが、国鉄時代の58系では、キハ58はエンジンを2台とも冷房用電力にできないため、キハ28やキハ65に発電用のエンジンを別に設置していました。それゆえ冷房用室外機等があっても冷房を使えない列車が存在しました。現在、あれほど電力に依存するシステムが可能になったことに、個人的には驚いています。
 
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14日、4713Cの普通下呂行きに中川辺まで乗車しました。
 
 
 車内はこのような感じです。
  

  運転台のハンドルは小型のマスコンのみで、ワンハンドルタイプです。
 
 計器パネル部は左に文字盤・針のタイプの計器が2つ、右がディスプレイとなっています。
キハ25では、10~30km/hの低速で2度と55km/h、75km/hで切り替えが行われます。

古井・中川辺間では、この切り替えが35秒頃、1分10秒頃行われました。この区間は古井駅付近にR=400、それ以後R=600のカーブが2ヶ所あり、その速度制限のためあえて低速にした可能性もあります。
 ちなみに、キハ11を高山本線岐阜行き普通列車に乗車して計測した際は、最初の切り替えが50km/h台後半(約35秒)、次が75km/h前後(約49~53秒)、95km/hに1分15秒前後で達していました。
 (当初キハ25で計測したものをキハ11として記していたので、後日修正を加えました)

   
  中川辺駅

12月1日、あのキハ25形1000番台がついに営業を開始しました。

 まず1700Cに乗車。1004-1104の編成でした。
 室内は313系と共通点が多いのですが、1100番台では運転台側の3席(後で訂正)が優先席(片側か両側かは未確認)。座席は扉間が10人がけで、一般席の背もたれは青色系、優先席はオレンジ色、座り心地は固めです。ロングシート車と言えば整然と吊革が並ぶ光景が思い起こされます。この車両では、一般座席エリアのものでも、数本に1~2本の割合で、皮を長めにしたものが吊られています。ステップ周囲が黄色になっていたほか、段差がキハ11では27.7cmあったところ、14cm程度に縮小され、乗り降りが楽になりました。レール面から床までの高さが下げられたようです。
 一般客室の側壁は、白系に模様の入ったものとなっています。

 走行の様子は、エンジン音が拍子抜けするくらいに低音・静かで、楽に速度を出す感じですが、時々衝撃があります。
 この衝撃は、武豊線にある0番台車にもありました。
 
   なお、扉上は次駅案内の無い方にも、扉の締切を示すランプが設置されています。
 なお1700Cでは、蘇原までは空席が目立っていましたが、蘇原で大量の乗車があり、同駅からほぼ座席が満席、那加でもさらに大量乗車がありました。




  
 
那加駅に停車中の1711C。車内は賑わっていました。
1711Cは飛騨古川行きで、表示も情報が多い分充実しています。ワンマンでない「普通」表示は、313系電車同様長方形の枠で囲んだものとなっています。
 
 同車が走行するこれからの30年には、東京オリンピック開催期やリニア中央新幹線開業等がある一方、日本国民もどうなるやら分からない怖い予感もありますが、車両も安全に、我々も幸福に生きていきたいものだと思います。


 なお、キハ11はこの後の704D、705Dで走行していますが、両列車ともロングシート部に立客が大勢おり、ローカル気動車のはずが賑わいは都会のようで、多少の感慨を持ちました。

 先週の投稿の後、「実物」を見たいと思っていたところ、先日の掲示板によるとキハ25が通過する時間と空き時間があうことが分かり、実物を見てみました。

  エンジン音が従来より低音で耳に残る独特の音で、車体外見では差が少ないですが、耳の方では電車にはない特徴がありますね。

 新品は結構注目を集めやすいと思われますが、営業開始が2か月先とは待ち遠しいですね。F1の混雑輸送は無理にしても各務原市内の某所の11月の祭り輸送には、ひょっこり出て来そうな感じがしてなりません。新車もいいものですね。






直前の下り キハ11×3連

キハ25は、先週、ツイッター情報によると美濃太田車両区内にいると伝えられていましたが、19日、異変が伝えられ、夕方以降、キハ25について中日新聞や名古屋テレビ等のメディアで報じられました。そのため、車両区で報道陣向け公開が行われていたことを確認できました。
 
 車両の目新しい部分は既報の通りでした。車内がロングシートであることは中日新聞では報じられず、NHKの東海地区向けニュースでは、ロングシートの室内が一瞬写りましたが、すぐ天井のLED照明が映されました。
 そして、営業開始する時期が明らかにされました。
 中日新聞では「12月から高山線、太多線に投入」と記述されています。
 さあ、どの列車に充当されるのでしょうか。

 昔の希望ともつかぬ予想を載せても仕方ないので、12月からの列車を記します。
 2014/12/1~
 高山~飛騨古川・猪谷間のみの列車は省略
 高山本線下り
 1709C(土休日4709C) 下呂発高山行き
 1711C(土休日4711C) 岐阜発飛騨古川行き(高山から1851D)
 1713C(土休日4713C) 美濃太田発下呂行き
  713D(土休日なし) 岐阜発美濃太田行き(平日のみ・土休日の3713Dはキハ11)
 
 1717C(土休日4717C) 美濃太田発猪谷行き(高山から1829D)
 1721C(土休日4721C) 岐阜発飛騨古川行き(高山から1857D)
 1727D(土休日4727D) 岐阜発飛騨金山行き
 
 高山本線上り
 1700C(土休日4700C) 白川口発岐阜行き
 1820D        猪谷発下呂行き(高山から1708C・土休日4708C)
  710D(土休日なし) 多治見発岐阜行き(美濃太田まで607D・土休日の3706Dはキハ11)
 1830D        猪谷発美濃太田行き(高山から1722D・土休日4722D)
 1712C(土休日4712C) 下呂発美濃太田行き
   734C(土休日3730C) 美濃太田発岐阜行き
   744D(土休日3740D)多治見発岐阜行き(美濃太田まで639D・土休日3637D)
 1724D(土休日4724D)飛騨金山発美濃太田行き
 
 1832D        猪谷発美濃太田行き(高山から1728D/土休日4728D)
 1730C(土休日4730C)高山発美濃太田行き

 太多線上り
 606D(平日のみ)  美濃太田発多治見行き
 638D(土休日3636D)同上
 太多線下り
 607D(平日のみ)  多治見発岐阜行き
 639D(土休日3637D)同上

 以上は後から追加したものですが、私が当初描いていた「予想」は
 
 
 
   『「予想」といっても、両数が揃わない状態では途中でキハ40を増解結する列車をどうするか、キハ48のワンマン車+非ワンマンが併結する4718Dなどはどうかなど、想像つかない話が山ほどありますので、正否は見当もつきません。
  しかし、「ロングシート・3扉車」でキハ40系を取り替えるのであれば、大変取り換えが待たれていると私が推察する列車があります。高山線の746D~737D~750D~1731Dがそれで、同列車は混雑時に2つドアデッキ付き車両を運用せざるを得なかったもので(2014年からデッキ付きキハ48からキハ47に変更)、個人的には旅の雰囲気が盛り上がって良かったのですが、通勤客には不評だったかもしれません。これにキハ25が入ると効果的と思われます。美濃太田車両区を出庫してから入庫するまでキハ40やワンマン車等と併結しないので、車両を変更しやすいでしょう。』

 ふたを開けると、変更されたのはキハ48ワンマン車が2両で使用されていた運用が中心でした。先の746Dに始まる運用は、12月からのキハ25充当列車には含まれていません。すなわち、40系列のどれかが充当されています。

(注)
 639Dとして多治見を発車する列車の高山本線内の番号が744Dで、2014年3月までキハ48一般車とキハ40、2014年にキハ47に変更された列車が746Dです。
 
 
「ロングシートということで、仮にキハ11の行路に充当されるとしたら、平日の622C,土休日3620Cに始まり白川口往復を含む運用と、1720D~739Dでそれに増結する運用ならば、現在の運用順でそのまま運用できそうな印象です。」(以上予想)

 主要駅の新車の充当列車の張り紙を見る限り、以前キハ11だった列車にキハ25が入ったということもありません。
 
 ただ、新車ばかりに目が行って旧型の記録が少ないことを後で悔やんだこともありますので、新車を待つばかりでなく、旧型車の乗車等の思い出づくりも積極的になさった方がいいと思います。