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鉄道関連とその沿線、中部国際空港駅発列車等を取り上げています。
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明日、明後日は少々忙しい日です。
 一つはF1臨時、もう一つは高山本線80周年ラッピング車運転の2つがあります。
 伊勢鉄道ホームページに詳細が掲載されています。
 これによると、午前のF1臨時は5両と6両の2編成、夕方は4両も加わる模様ですが、昨年同様とすればキハ11が5両組成に用いられるでしょう。
 ところで、「JR関西本線・快速(名古屋→四日市) 前面展望」という名称の動画がyoutubeにありますが、この動画にはキハ11らしいエンジン音や鈴鹿サーキット稲生行きという放送が入っており、まさにサーキット臨時列車であることがわかります。これと時刻表から推察すると、恐らく八田を6:54頃、蟹江を7:02頃、弥富を7:08頃通過すると思われます。

 そして、ラッピング車連結の「ひだ91号」。
 岐阜駅では、これを撮ることは難しそう、ということだけは分かります。
 同列車は恐らく3または4番線から発車すると思われますが、直前に2番線から快速豊橋行、直後に5番線の名古屋方から普通大府行きが発車する予定です。ですので、反対側となる2・5番ホームからは撮りにくくなるかもしれません。

 美濃太田駅は11時4分に通過しますが、そちらの方がいいのかも知れません。
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 ダイヤ改正以降、5両回送を撮っていなかったのですが、17日に撮影しました。  さてここで、「キハ11形5両に熱狂するとは変だ」  この界隈ではあまりになじみのあり過ぎるクルマだけに、それが特別とは理解しがたい人もいるかもしれません。ところが、線路の隣が住宅ですが、カメラの向いている先を誤解されかねないわけで、そうならないためにある程度この価値を説明できる必要があると感じたので、敢えて説明を試みてみます。  撮影地は高山本線と太多線との分岐点を西側から望む陸橋の上です。 東側に車両基地があるため、美濃太田駅と車両基地との車両のやりとりがあり、複数の列車編成を一括して回送する場合があります。 そのため、この区間に限り、営業では見られない長編成を目にすることがあります。
 キハ11は定期列車では最大で4両組成であり、5両以上での営業運転は年に2回(熊野花火大会と鈴鹿F1)のみですが、その5両がこの区間のみ毎日運転されることになります。  しかし車両基地までに「長編成全体を障害物なしで撮影できる地点」は多くありません。
 ここはそこそこのカーブがあります。脇が集合住宅ですので、その住人には挨拶をなさってから撮影なさった方が良いかと思われます。

 そして、撮影を希望される方あてに、もう一つお断りがあります。  この日の列車の通過時刻は、11時10分過ぎでした。が、美濃太田駅11時4分発(名古屋10:18、岐阜10:39発)の臨時特急が運転される日は、この回送の時間が変わる可能性があることです。
 臨時特急は9月中に運転されるかは不明ですが、10月以降、ラッピングを施した車両を6号車とした「ひだ91号」として設定される模様です。

1989年のプリントがありましたので記念に貼ります。後にスカート部が延長されたのは他サイトにありましたが、それ以外にも現在と少々異なっていた部分があります。

 上の写真は、高山本線の鵜沼駅で撮ったもののプリントをスキャンしたものです。
 下が最近のキハ11の近影です。
 上の編成の3両にはバックミラーがついていません。
 ワンマン運転の際の後方確認用のものなので、最初から全車が装備していそうなものですが、なぜ無いのか。
 
   この疑問を持って「鉄道ファン」誌1989年4月号の新車ガイドに目を通すと、次の示唆がありました。

 「この車により高山、太多、名松、参宮の各線で単車運転を拡大するほか、高山を除く各線ではJR東海としては初めてワンマン運転を実施します」
 高山本線では、単車運転の実施が想定されていたが、ワンマン運転は想定されなかったと読めます。
 そして「ワンマン運転設備つき」の項では「一部の車両を除き、運賃箱、(中略)自動放送装置などのワンマン運転設備を最初から備えています」という記載がありました。
 被写体のキハ11は、上で言う「一部の車両」にあたり、
 ワンマン運転の予定がないために、その装備を敢えてせずに営業に就いた、従ってバックミラーの装備がない、と推測します。
 
 これとは別に個人的に不思議に思っているのが、107~112の伊勢運転区への移籍です。
 0番台は10両にとどまりますが、寒冷地向けの100番台は23両製造されました。うち6両が
運用開始1年にして移籍しました。
 ちなみに0番台のうち、9番は後に事故によって廃車となりました。
 
 これについてネット上では、トイレのないことが災いしたとか、空転しやすいことが嫌われた、などの「説」が記されています。

 ただ、先の経緯より、一つ見えることがあります。

 この時期のキハ11の一部が、機器の整備等によってワンマン運転可能になるにも関わらず、敢えて機器を搭載せず、ツーマン運転の線区で運行されていた、ということです。
 高山本線は1990年のダイヤ改正で岐阜~美濃太田でのワンマン運転が開始されました。それ以外でワンマン運転の予定がないならば、未改造のツーマン車(すなわち当時ワンマン車がほとんどなかったキハ48等)で良く、キハ11を他の路線、紀勢線等へ入れれば、同線でワンマン運転を拡大可能となります。そのようなことではないかと思います。


 2月20日となりました。
 「鉄道ファン」誌には1989年2月20日営業開始とありましたが、これは3月のダイヤ改正に先駆けて太多線でワンマン運行が実施されたものです。

 以前、美濃加茂市の高校ご卒業で、東海の某県で長く働いている人と知りあったことがあります。高校を出た後も高校のある場所とあまり離れないところで就業する人がいることを知りました。

 岐阜~美濃太田~多治見の沿線、そして夕方の白川口行きも含めて高校生の利用が多いのですが、25年というと、キハ11が営業を開始した頃に高校生だった人は40歳前後ということで、片隅にいつもキハ11があったという人がいるのではなかろうか、と思いました。
 例えば高校時代は美濃加茂あるいは可児の高校まで通い、浪人の時も岐阜、多治見の塾へ。そして大学なり就職した後は、岐阜や多治見を夜に発車する列車で家路につく、という人が。

 そんな人にとっては、意外に大きな存在かもしれません。
 
 太多線に乗ると、根本や小泉から若者が大挙して乗ってきたり、3月頃はリクルートスーツの学生を見ることもあります。沿線に本部を持つ某スーパーは東証一部に上場しており、あこがれる学生が訪れるのに、太多線に乗るのでしょう。夜の下りは家路を辿る人々の疲れた顔が多いです。
  
 これからも安心して使える交通機関であることを願っています。

     根本駅の側道より  下切~可児間・カーブ区間
  
 ちなみに、全般検査を22年1月に受けた101の車体がつややかになりました。同車の全般検査が平成22年1月であるため、4年後となる先月に重要部検査を受けたと推測されます。
 ツイッター情報では、107が名古屋工場入場中とのこと。